「ニュース女子」問題のいま

MXは放送を打ち切ったが、訂正・謝罪はまだ。

番組は制作され続け、地方局では放送継続中。

 MXは18年3月末で「ニュース女子」の放送を終了させましたが、いまだに訂正・謝罪をしていません。報道によると5月にBPOに提出した再発防止策で、MXは自社サイトに掲示していた「番組に虚偽は認められない」などの公式見解(17.2.27)を消去したほか、役員報酬の一部を自主的に返上、考査部を増員したそうです。BPOはこの回答を「了承」しましたが、この内容では誰が、何を、どう反省しているのかがわかりません。MXは説明責任を果たすべきです。私たちは引き続き、訂正・謝罪を求めていきます。

 一方、制作会社のDHCテレビはBPOの意見を「言論弾圧」と捉え、「ニュース女子」の制作を継続中です。また、同番組は全国18局で放送終了したものの、17局でいまだに放送されています。このためDHCや放送局へのアクションを呼びかけ、問題解決に取り組んでいます。